【新居浜】LED化の補助金やオフィスに取り入れるメリットとは？

LED化のメリット

電気代が節約できる

オフィスにLEDを導入する最も大きなメリットが、電気代を節約できることです。LEDはエネルギーの交換効率が高いので、白熱電球や蛍光灯よりも消費電力を抑えることができます。

また、東日本大震災後は電力不足が深刻で、節電のために一部の照明を消して薄暗くしているオフィスや店舗もありました。そんなときも、LED化が進んでいればフル点灯した場合でも、点灯数を減らした蛍光灯よりも電気代を抑えることができます。

他にも、LEDがほとんど発熱しないことも、間接的に電気代の節約につなげられます。発熱量の少ないLEDなら、たくさん点灯しても室内の温度にそれほど影響を与えないので、夏場に空調費を抑えることが可能です。オフィスや工場では、多くの照明を使うので、大きな効果が期待できるLEDをぜひ導入しましょう。

寿命が長いので交換の手間が省ける

LEDは長寿命であることも大きな特長です。そのため、LEDランプの交換にかかるコストや、交換の手間を省くことができます。多くの照明を使うオフィスや工場では、交換にかかるコストや手間も膨大になるので、大きな経費の削減効果が期待できます。

すぐに点灯する

LEDは室内の温度の影響を受けないので、電源を入れるとすぐに点灯します。そのため、朝早くや夜遅くにオフィスに来た場合でも、電源を入れると同時に室内が明るくなるので、すぐに仕事を始めることができます。

環境にやさしい

LEDは消費電力が少ないため、CO2の削減にも効果的です。また、LEDは長寿命で廃棄サイクルが長いため、LEDを導入することで、地球温暖化防止に貢献していることを広くアピールすることができます。

LED化の注意点

導入コストが高い

オフィスの照明をLED化するには、工事が必要になるため、導入コストがかかります。また、白熱電球や蛍光灯と比較して、LEDランプは価格が高い傾向があります。しかし、LEDの普及にともない、LEDランプの低価格化が進んでいるので、価格の差は小さくなっています。

光の照射範囲が狭い

白熱電球の照明範囲は約300度ですが、LEDランプは約120～160度です。照射範囲が白熱電球の半分ほどしかないので、LED化の際には照射範囲が広いタイプのLEDランプを選んだり、スポット的に照明を設置したりするなど、必要であれば対策をしましょう。

LED化に関する補助金・助成金1.先進的省エネルギー投資促進支援事業

2021年度から始まったのが、「先進的省エネルギー投資促進支援事業」です。補助対象は、先進事業・オーダーメイド型事業・指定設備導入事業・エネマネ事業の4つ事業区分で、事業区分によって補助対象設備・補助対象経費・補助率・補助金額が異なります。先進的省エネルギー投資促進支援事業の詳しい内容は、経済産業省資源エネルギー庁のホームページでご確認ください。

LED化に関する補助金・助成金2.既存建築物省エネ化推進事業

民間事業者などが行う既存建築物の省エネ改修に対し、補助金を支給するのが「既存建築物省エネ化推進事業」です。この補助金は照明のLED化や高効率空調などが対象で、住宅以外のオフィスビルの改修工事などで活用することができます。既存建築物省エネ化推進事業の詳細については、国土交通省のホームページでご確認いただけます。

LED化に関する補助金・助成金3.LED照明等節電促進助成金（東京都）

製造業を営む東京都内の中小企業者などを対象としているのが、「LED照明等節電促進助成金」です。照明器具のLEDへの交換や、デマンド監視装置の導入などにかかった経費の、1/2を補助してくれます。ただし、節電診断を受けていることなどの条件があるので、詳しくは東京都中小企業振興公社のホームページをご確認ください。