【新居浜】LED工事の施工の流れや交換する際の注意点とは？～相場～

LEDランプのみの取り替え費用は修繕費にあたる

既存の照明で使用していた白熱電球や蛍光灯を、LEDランプに交換した場合の費用は、すべて修繕費として計上することが可能です。これは、照明器具の一部であるランプを取り替えただけで、照明器具の交換は行っていないため、建物付属設備の価値が高まったとは考えられないからです。

LEDランプと安定器の取り替え費用も修繕費にあたる

工場やオフィス、学校などの大きな建物で照明をLED化する場合、工事を行う場合がほとんどです。工事には2つの方法があり、照明器具を丸ごと新しいものに取り替える工事と、LEDに不要な安定器を取り外す工事です。以前までは、照明器具を丸ごと新しいものに取り替える工事が主流でしたが、現在では安定器を取り外す工事のほうが、コストと廃棄物を削減できるため、多くの企業や公共施設などで導入されています。安定器もLEDランプと同じく照明器具の一部となるので、安定器を取り外す工事にかかった費用も、すべて修繕費として計上することができます。

照明器具の取り替え費用は資本的支出にあたる場合もある

LEDランプの取り替えだけではなく、既存の照明を廃棄し、照明器具を丸ごと新しいものに取り替える工事を行った場合は、資本的支出にあたる場合もあります。これは、照明器具を新しいものに替えたことで、建物付属設備としての価値が高まったといえるからです。

また、照明器具の取り替え工事にかかった費用が、資本的支出と修繕費のどちらにあたるのかがわからない場合は、形式基準である取得価額が60万円未満かどうかという、判定基準を参考にすることもできます。他にも、LED工事が建物付属設備としての価値を高めるものなのか、原状回復なのか区別できない場合も、形式基準で判断することができるため、修繕費としての計上が可能な場合もあります。