【愛媛・LED工事】学校などLEDに交換する際に工事が必要な場合とは？

蛍光灯

学校や会社で使用していることが多い、直管蛍光灯をLEDに交換する際には、工事が必要です。蛍光灯は不安定な放電現象を利用して発光しており、電流を安定させるための安定器がつけられています。一方、LEDは放電ではなく電圧をかけて発光するので安定器が必要ありません。そのため、照明に不要な安定器を取り外すための工事が必要となります。

シーリングライト

シーリングライトの中でも、天井部分についているソケットのような「引掛シーリング」の器具がないケースでは、工事で取り付けなければなりません。

ダウンライト

廊下やエントランスに使用されることの多い、天井の中に埋め込まれているダウンライトには断熱材が使用されています。ダウンライトをLEDに交換すると、断熱材で熱がこもる恐れがあるので工事が必要となります。

密閉型の照明

玄関灯などの照明は、雨が中に入り込まないようにするために密閉型の器具を使用しています。密閉型の器具は熱がこもりやすいため、LED照明に交換する場合には電気工事を依頼しましょう。

学校やオフィスの照明を安易にLEDに交換すると、最悪の場合ショートや発火が起こり火災につながる恐れがあるので、必ず業者にLED工事を依頼することをおすすめします。

バイパス工事

安定器に電気が流れないようにするバイパス工事には、片側給電式と両側給電式の2つの種類があります。給電方法が片側の場合は片側給電式、給電方法が両側の場合は両側給電式を行うため、メーカーやランプの種類を確認する必要があります。

また、配線をやり直す作業内容のバイパス工事を行うには、電気工事士の資格が必要なので、工事は業者に依頼しましょう。バイパス工事では、現在お使いの照明器具をそのまま使うことができるため、見た目や雰囲気を変えることなく、LED化を実現することが可能です。

照明器具交換工事

安定器が取り付けられた照明器具ごとを新品に取り替えるのが、照明器具交換工事です。見た目がきれいになり、メーカー保証も手厚くなりますが、照明器具本体の費用や工事費の他、取り外した照明器具の廃棄処分費がかかるため、LED化の費用が高くなります。しかし、照明器具が古くなると、照明がつかなくなるなどの不具合も発生しやすくなるので、長期間使用している照明器具をLED化するのであれば、バイパス工事よりも照明器具交換工事をおすすめします。こちらも、もちろん電気工事士の資格が必要なので、工事は業者に依頼する必要があります。

引掛シーリング取り付け工事

LEDシーリングライトを取り付ける際に、引掛シーリングのボディが付いていない場合は、引掛シーリング取り付け工事を行います。引掛シーリングのボディには、角型引掛シーリング・丸型引掛シーリング・丸型フル引掛シーリング・丸型フル引けシーリング・引掛埋込みローゼットの5つの種類があります。こちらも電気工事士の有資格でなければ、取り付け工事を行うことはできないので、必ず業者にLED工事を依頼しましょう。

このように、LED工事の中にも様々な作業内容があるので、どのような工事が必要になるかは、業者に見積りを依頼することをおすすめします。愛媛県のS＆Sエンタープライズ株式会社では、オフィスや宿泊施設など、様々な施設でのLED化の実績が豊富ですので、安心してLED工事をお任せいただけます。