【新居浜】LED化は省エネになる？工事を業者へ依頼するタイミングとは？

高い発光効率

LEDが省エネの理由の1つに、発光効率が高いことが挙げられます。発光効率とは消費電力当たりの明るさで表され、数値が大きいほど効率がよく、省エネになります。

発光効率の単位はlm／Wで、約10～20lm／Wの白熱電球や約60～110lm／Wの蛍光灯に対して、LEDは200lm／W以上となっているので、省エネ効果が高いことがわかります。また、発光効率がよいとなぜ省エネになるかというと、消費電力を抑えることができるからです。

例えば、50lm／Wの蛍光灯と200lm／WのLEDを比較した場合、200ルーメンの明るさを出すためには、蛍光灯は4Wの電力量が必要となりますが、LEDは1ワットの電力量しか必要ありません。

高いエネルギー変換効率

LEDはエネルギー変換効率が高いことも、省エネになる理由の1つです。エネルギー変換効率とは、入力した電力で、どれだけ可視光線に変えられるかの効率です。こちらも、数値が大きいほど効率がよく、約10％の白熱電球と約20％の蛍光灯に対し、LEDは約40～50％となっています。

白熱電球の約10％とは、フィラメントを発熱させるために使用した電気エネルギーのうち、たった10％ほどしか可視光線に変えられていないことを表しています。ほとんどの電気エネルギーは、紫外線や赤外線、熱に変わっているので、非常に効率が悪いことがわかります。

一方、LEDは半導体が電気エネルギーをそのまま光に変えるので、電気エネルギーの多くを可視光線に変えることができます。少ない電力量で効率的に発光できるLEDは、高い省エネ効果が期待できます。

照明器具の寿命である10年

照明器具を長年使用していると、部品などが経年劣化し、故障が発生する場合があります。照明器具の適正交換時期は設置してから10年なので、設置して10年以上経過している照明器具はLED照明に交換することをおすすめします。

また、照明器具の見た目には劣化が確認できなくても内部が劣化している場合もあるので、まずは照明器具の製造念を確認しましょう。照明器具の製造年は、照明器具の銘板（ラベル）で確認することができます。製造年が確認できない照明器具は、すでに10年以上経過している可能性が高いので、できるだけ早めに交換する必要があります。

夏休みなどの長期休暇

学校の照明をLED化する場合には、夏休みなどの長期休暇がおすすめのタイミングです。LED工事を行うには、交換工事以外にも資材の搬入など様々な作業があります。そのため、安全確保と学校運営に支障を与えないためにも、児童や学校関係者が少ない、夏休みなどの長期休暇に工事を行いましょう。夏休みなどの長期休暇であれば、スムーズに工事を進めることができます。

コスト削減が気になったら

照明をLEDに取り替える際には、導入コストがかかります。導入コストを回収するためには数年かかりますが、回収ができたあとはプラスになります。そのため、電気代のコストが気になったら、早めにLED化を進めましょう。

LEDの価格が落ち着いた今

LEDが発売された当初は、白熱電球や蛍光灯と比較してかなり高価だったため、LED化を先送りにしたケースも多くありました。しかし、メーカーの技術が進化し、LEDが普及したことにより、低価格化が進んでいます。

現在では、低価格製品がかなり増えているため、以前よりもコストを抑えてLEDを導入することができます。ある程度までLEDが普及すると、価格が急激に下がることはないので、LEDの価格が落ち着いた今が、LED化におすすめのタイミングです。