【愛媛・オフィスコスト削減】季節別の電気代の平均額とは？工場や店舗も見直そう

一般家庭の場合

冬と夏の電気代を比較すると、どの世代の家庭でも冬のほうが高額です。四国地域の2018年の電気代を見ると6月と7月の料金が安く、1月と2月が高くなり、愛媛県内でも月々の電気代平均額は、どの世帯も冬のほうが高額になります。

その原因を見ると、一番影響があるのは空調設備です。夏より冬のほうが設定温度と外気温度の差が大きくなるため電力の消費量が増え、電気代がかさみます。また、冬は日照時間が短いのでエアコンなどの暖房器具の稼働時間が長くなるからです。

特に寒冷地などでは屋内で過ごすことが多いために、室内照明を使用する時間も長くなることも原因だと考えられます。

工場や店舗の場合

店舗や工場などで使用する電力は、工場内を快適にするための空調設備、装置を冷やすための冷却装置の稼働、照明などで消費されます。またスーパーマーケットなどの店舗や医療施設、飲食店などでは人の出入りの多い時間帯に冷房を稼働させるので、電気の使用量が増加傾向です。

オフィスのパソコンやコピー機、コーヒーメーカーを稼働させることも電気を使用します。電気代の削減のために、電力プランや会社を見直す方法がありますが、照明をLEDに変えることで節約する方法があります。

3月から5月までの平均電気代は12，625円

空調を使用しなくても快適に過ごせる季節になるため、電気の使用量は抑えられます。また愛媛はこの時期に陽気がよく、雨も少ないので乾燥機を使用する機会も少なくなり、全体的に電気の使用量が減少するので電気代も低くなるのです。

6月から8月までの平均電気代は9，924円

一年間の中で最も安価です。夏はエアコンをつけることが多いので、7月以降に電気代が上昇する家庭もあります。しかし愛媛県では内陸に入ると気温は低く夏でも過ごしやすい地域があり、夜や明け方はエアコンなしでも快適に過ごせるため、料金が安くなるのです。

9月から11月までの平均電気代は11，405円

9月から電気代は上昇します。秋にはエアコンの使用が少なくなりますが、日照時間が短くなるので照明を使うことが増えるためです。また、台風や秋雨前線の影響で雨が降る日が多く、乾燥機の使用頻度が高くなるので、電気代が高めになります。

12月から2月までの平均電気代は13，120円

一年間で、最も電気使用量が多くなります。一番の原因はエアコンの使用ですが、内陸などの標高が高いところでは他の暖房器具を使用する場合があり、給湯器もガス以外に電気を使用する家庭があるので高額になるのです。

オフィスコスト削減においても電気代を見直すことは大切です。様々な方法がありますが、照明器具をLEDに変えるだけでも、電気代を減らすことができます。