【愛媛】電気代削減のために電気料金の内訳や仕組みを知ろう！オフィスにLEDを導入

電気料金の主な内訳

電気料金の主な項目は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金などです。

基本料金

契約容量で決まる固定料金で、契約アンペア数ごとに設定されています。

電力量料金

電力使用量に応じて課されるものです。電力量料金単価（円／kWh）に1カ月分の電力使用量（kWh）を乗じて計算します。

これらの基本料金や電力量は、契約プランや使用量によって変化するため、この部分で電気代を削減することが可能です。

燃料費調整額

発電の燃料費コストの変動を電気代に反映させるためのものです。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

固定価格買取制度に基づいて、買い取る費用を電気契約者が負担します。

これらは使用量とは関係ないため、削減することはできません。

オフィスで節電効果をより早く得るための方法

オフィスで節電効果を得るための方法として、電球をLEDに変えることが挙げられます。オフィスの照明を蛍光灯からLEDに交換することにより、大幅に消費電力を削減することが可能です。LEDとは電気を流すと光る性質を持つ半導体のことであり、従来の白熱電球や蛍光灯よりも電気代を節約することができます。

白熱電球や蛍光灯と比較すると導入コストが高くなりますが、ランニングコストが低く長持ちするため、コストパフォーマンスが良く電気代削減に一役買ってくれるでしょう。一般家庭よりも使用電力の多いオフィスでは、その効果が表れやすい傾向にあります。交換できるところからはじめて、効率的に電気代料金を削減しましょう。

基本料金

基本料金は、使用した電力量に関わらず発生する最低料金で、電力会社と契約していれば、電気を全く使用していなくても請求される料金です。一般的には数値の低い契約アンペアの方が、基本料金は安くなります。

電力量料金

電力量料金は「1時間あたりの消費電力（kW）×使用時間（時間）×料金単価（円/kWh）」の計算式で求められるため、電気代削減には使用時間だけでなく消費される電力も考慮することが大切です。特に料金単価は、消費電力量により変動する料金体系を採用している電力会社が多く、消費電力量が多いほど料金単価が高くなる傾向にあります。

これらのことから、電気代削減を図る場合には基本料金契約を見直したり、消費電力量を減らしたりすることが重要です。

照明をLEDに変えるメリット

照明をLEDに変えると、長時間の使用が可能になるので、交換する費用が圧倒的に減ります。さらに、電球を交換する頻度を減らせるだけでなく、消費電力も減少します。基本的に白熱電球が60W、蛍光灯が32Wに対してLEDは約26．8Wなので、消費電力量が少なくなり、電気代削減にも繋がるでしょう。

メーカーによっては、オフィス全体ではなく一部の電気をLEDに交換出来るプランがあるので、安価でLEDへの交換が実現可能です。常時点灯が必要な場所を変えるだけでも、電気料金の削減効果があります。手軽な手段として、LEDを導入して効率よく節電しましょう。